最初から最後まで

2008年8月25日
私の事を苗字に「さん」付けで読んでいた井都万さん。
一度も、下の名前で呼ばれたことはなかった。
もちろん、呼び捨ても無い。
常に苗字に「さん」付け。


私は、井都万さんのことを、そのまま苗字に「さん」付けで呼んでました。
それは上司だから。もし、同僚でも「さん」付けだわ。
一度でいいから、あだ名で呼んでみたかったなあ。
もしくは、下の名前で「さん」付け。
呼べなかったけど。


井都万さんは職場の女性のこと、大体は苗字に「さん」付けで呼んでた。
でも例外があって、苗字で呼び捨てだったり、「ちゃん」付けだったり、あだ名で呼んでる女性がいた。
その場合は、長い付き合いだったり、呼びやすかったり、井都万さんのお気に入りだったりする。
もちろん羨ましかったし、ヤキモチを妬いてた。
私も、例外のような呼ばれ方をしていたら、ヤキモチ妬かなかっただろうね。


そのうち、私の名前を、井都万さんは忘れる日が来る。
私は忘れないよ。あなたの名前。

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