星よりも遠い人

「一直線」


あなたが笑うだけで　果てしなく幸せだった
冗談を言い合えて　私も笑って
こんな時間が永遠に続けばいいなと
思ってた　馬鹿みたいに本気で思ってた


あなたの目に　私を映してくれる
汗が滲むくらい照れくさかった
あなたの横を歩いた　忘れてないよ
一緒に帰った日　特別になれたって舞い上がってた


いつからか気付き始めていたの
この気持ちは恋だと…
そして一度は叶ったと思い込んでいた


どんなに近付いてもあなたの心奪えなくて
日に日に遠ざかっていく影　追えない
好きでいたのは私だけ
勘違いしていたのも私だけ


どうして早く気付かなかったの
最初から私とあなたは釣り合っていなくて
あなたと並ぶ資格なんてなかった


素敵すぎるあなた　煌めいてる
嫌いになる理由は驚くほどひとつもない
勝手に好きになった私は永遠に片想い
そう永遠に