2003年8月6日に発売されたシングル曲。
少し澱んだ感じの空気が感じ取れる、ミディアムナンバー。
ピアノとハモンドオルガンの音色が印象的で、
切なさを醸し出している。
ストリングスも悲しく聴こえる。
間奏部分、少し跳ねた演奏になっているのも印象的。
単調にならないように躍動感をつけてます。

この曲はキーがそれほど高くないんです。
聴きやすくもあり、少しライトな印象もあり、
切なく聴こえて胸を打つ歌声。
声色がころころ変わり、転調もあり、聴く側を飽きさせない曲です。
オリジナリティーのある曲で感心します。

決して明るい曲ではないし、歌詞も失恋の悲しさが溢れているけど、
曲の面白みを感じられます。

どんなものでも見えた目。君を失った事で、流れる涙が邪魔をして
もう君の姿を見つけられない。
辺りが白く霞んで全てが見えなくなる。
それでも君の息づかいや手の感触とぬくもりは、
忘れないからあたしの中では消えない。
この歌を、誰が聴いてくれるだろう?
わかりやすい歌詞で、主人公の気持ちがひしひしと伝わってきます。

個人的に間奏後の「空は暗くなってゆく~」の部分が好きです。
ここが一番切ないところだと思いますね。涙を誘います。
跳ねた間奏の後にトーンを落として歌っていて、
「さよなら~」のロングトーンがたまらない。
あと「記憶のクリップ」っていう歌詞も好きです。

アウトロのギター演奏もドラムで終わるところもいいですね。
。。。あたしのアンドロメダは、もう見えない。
そんな曲です。
聴く度に切なくなるし、胸に沁みますね。


カラオケでは、簡単なようで意外と苦戦する曲。
ころころメロディや音程も変わるし、早口のところやロングトーンもあり、
息継ぎも大変。
歌いがいがある曲です。
キーがそれほど高くないのが救い。
歌ってて気持ちが入っちゃって、悲しくなります。
泣きながら歌ったことがあるくらい。

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