「あなたと握手」というシングルのカップリング曲。
ゆるーいバンドサウンドと、気の抜けた歌声が
何より印象的な曲である。
実はaikoの声はレコーディング当時鼻声だったとか、
ヘッポコ具合を出すために、バンド演奏の方には目を閉じて
演奏してもらったとか、仮歌を採用したとか。。。
そんな秘話がある。

未完成でヘタクソでゆるくって、逆にそういう空気を音にして
形にしたかったという。
aikoの曲の中でも、かなり異色でボケっとしてて、
ハチャメチャな曲だと思いますね。
どんどん暴走していく演奏に、ぬるさに拍車がかかる歌声。
いい意味で弾けてる曲。

一応失恋ソングなんですけど、主人公が天然っていうかおバカちゃんっぽい
ので、切ない雰囲気はほぼ皆無。
何か英語の歌詞も一部入ってるんですけど、全ての歌詞がひらがなって
感じの歌声で、聴いてて本当に面白いです。

個人的には舌ったらずな歌い方が気になって、
イラッとしたりしますけど(笑)。
子どもが歌ってるようなスキャットも、この曲の魅力なんだろうけど、
気に障ります^^;
わざとなのはわかってるんですけどねぇ。

恋人に愛想をつかした主人公が、恋人に向けてメッセージソングを
歌っている、そんな歌詞です。
思いっきり口語詩ですね。

「側にいる事スペシャルだったのに。。。
小さな星の元 出逢ったってゆうのに。。。
あーあ。でもさようなら」
主人公の嘆きが聞こえてきそう。決して自分のせいだとは思っていない
ところが、主人公のキャラクターなのかもしれない。

どんどん突き進んでいくサウンドが心地いいし、
失恋しても、この曲を聴いたらすぐ吹っ切れそう!?
それくらい明るくて、インパクトがあります。


カラオケでは、真面目に歌わないですね、やっぱり。
気の抜けた感じで、音程が外れないように楽しく歌います。
英語詞の部分も簡単だし、特に歌うのは難しくないです。
ただ、aikoみたいに舌ったらずに歌うのは、恥ずかしいかも^^;

コメント