「ロージー」というシングルのカップリング曲。
元々はインディーズ時代の曲で、「astral box」という
ミニアルバムに収録されていた。
※インディーズverについては、既に紹介済み。

「ロージー」に収録されている方は新録versionである。
インディーズ時代の曲を新録した中では、
結構大きく生まれ変わった曲だと思う。
歌詞やメロディはほとんど変わらないが、打ち込みが生演奏になったり、
曲の構成が変わったりスキャット部分が変わったりなど。
あと、外人のつぶやきも無くなり、テンポも少しゆったり。
曲のイメージはガラリと変わった。

出だしはスローでしっとりと歌い上げ、アカペラで「ワン・ツー」とつぶやく。
aikoの声は張りがあって元気いっぱい。
表現力も抜群で、キーも高いし、音程もころころ変わるのだが、
さらりと歌い上げてるのがすごい。
ボーカルの声の力が演奏よりも勝っている。
音楽としてはストリングスを交えて、かなりスケールが大きくなり、
曲全体としても迫力がある。
インディーズverも大好きだが、aikoらしさを感じるのはやはり新録version
の方だ。

歌詞も噛み締めて歌っていて、聴きやすい。
声の力が強い曲なので、インディーズverのように流し聴きは出来ない。
何と言ってもスキャットにも力が入っているのだから。
1回聴いたら満足してしまうほど、満足感は高い。

「恋って素晴らしい 愛って素晴らしい」そんなことを思ってしまう。
キュートですんなり感情移入できる、甘い歌詞。
パワフルで、ハートにまっすぐに届くラブソング。


カラオケでは、ボリューム感のある曲なので、歌い切るのは大変。
キーは高い、音程はころころ変わる、スキャットも多い。
歌いがいはあるし、歌ってて楽しいけれど、歌い切ったら脱力。
テンポを少し速めて、インディーズverっぽく歌ってるほうが楽^^;
大好きな曲なので、力は入るしきちんと歌い切らないとイヤなので
頑張って歌います。
喉に余力がある時に歌ったほうがいいかも。

うまく歌えたら嬉しいし、満足感が得られます。

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